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2019年の24時間テレビで女優の土屋太鳳さんがヨーロッパの本場アルプスの4千メートル級の山である「ブライトホルン」の登山に挑戦するという事で本当に大丈夫なのか?
気になりますよね。
そこでブライトホルン登山の難易度や標高はどのくらいなのか?
初心者でも登れるような山なのか?
必要な装備や注意点!などについて
調べてみました。
目次
ブライトホルン登山の難易度は?標高は?
ブライトホルンはイタリアとスイスの国境沿いスイス側にあるペンニネアルプス
山脈の山です。
ペンニネアルプス山脈はマッターホルンとモンテローザの中間でテオドゥル峠の東のアルプス系に位置し大部分が氷河に覆われています。
「氷河に覆われた」山への登山と聞くと、とても初心者に登山できるような山にはおもえないのですが?
しかし、こう言われています。
その理由の一つは人の住む村で最も近いヴァレー州のツェルマットという村から
ブライトホルンの3820メートルの地点までクライン・マッターホルンのケーブルカーで行けるので最も登りやすい山なのだそうです。
クライン・マッターホルンのケーブルカーのマッターホルン・グレーシャーパラダイス駅が3883メートル地点のブライトホルンの登山口になります。
加えてクレバス帯や雪疵(せっぴ)の出たナイフリッジ(文字通リ:ナイフの刃のような切り立った尾根)などの危険な箇所が少なく、雪崩(なだれ)の危険性も少ないという事で技術的な難易度も低い山と言えるそうです。
なあ~んだ 4164メートルのうち3820メートルはケーブルカーで行けるのか。
それなら「氷河に覆われた」山であっても良い準備をすれば可能かも?
ですね。
いやいや油断は禁物!
そうであっても登山経験の少ない初心者が単独で登れるような山ではないようです。
ケーブルカーの駅から山頂までのルートは年中、氷と雪にすっぽりと覆われて、
しかも約35度の急斜面を登らなければなりません。
登山の道具、装備がしっかり必要です。
そりゃあ~そうでしょうね。ハイキングのようにすいすいと楽しく登れるような
ところだったら「24時間テレビ」で感動も何もないでしょうからね。
急激に高い山に登ると高山病を発症する危険も高いそうで、これも順応する事前の
準備が不可欠のようです。
準備が必要な装備について
装備ですが普通の日本での気軽な登山と違って雪山に対応できる装備が必要です。
氷と雪ということですからアイゼン、ピッケル、ハーネスなどの装備が必要。
アイゼンは10本爪以上がいい。
アイゼン:yamahack.comより
ハーネス:https://www.harness-pro.comより
ですので登山靴もアイゼンが装着できるものが必要となりますね。
通常の登山靴ではアルプスの雪山は登れません。
アイゼンを装着しての登山歩行は不慣れの人は歩きにくいので事前に練習が必要でしょう。
アイゼンを購入の際は先に用意した登山靴に装着できるか?
実際に装着してみて購入しましょう。
服装の留意点は
服装は、まずアウターには風雪に耐えられるハードシェルジャケットとパンツを着ましょう。
そして中間着には温度調整ができるような重ね着が必要ですので
通気性に良いフリースや保温性のあるウールなどを中間着として用意します。
インナーは保温性の良いアンダーウエアーですね。
他にニット帽やグローブなども保温性と防水性が求められます。