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今年（2019)の5月18日にＪＲ熱海駅新幹線改札口で交際中の
男性（34歳）に刃物で切り付けて殺人未遂と銃刀法違反の容疑で逮捕されました。
世間に衝撃を与えた美熟女モデル岩本和子のこの殺傷事件についていろいろと報道されていますが、このほど週刊文春記者が
当人にインタビューを行い「全真相」を聞きました。
以下に引用掲載します。
目次
岩本和子“刃傷事件”の概要！
岩本和子は熱海駅で観光客の間を走り抜け逃げる男性の後を追い男性が改札口で立ち止まったところをカッターナイフで切りつけたものだ。
切られた男性の傷は深く目撃者の売店店員は
「切り傷からは骨みたいなものも見えた」と証言している。
一帯には血しぶきが飛び散り「週刊文春デジタル」では
暴れる岩本が駅の警備員らに取り押さえられる場面を収めた写真を入手し公開した。
岩本和子の今の施設内での様子について
岩本和子は現在 検察の施設で生活しています。
「メイクができないので、すみません」
ガラスごしにうなだれる今の岩本和子にかつての妖艶な美熟女モデルの面影はない。
顔の頬はこけ艶を失った髪を二つに結び以前は派手なネイルアートを施していた爪は短く切りそろえている。
スミレ色のワンピースにカーディガンを羽織って彼女は
「メイクができないので、すみません」と言ってうつむいて美魔女といわれただけあって今の容姿を気にしている。
トイレと小さな洗面台がある3畳の部屋ですごしている。
接見中、隣には女性刑務官がすわり記者と岩本の会話をメモしている。
どんなふうに一日をすごしているのだろうか？
と語っている。
岩本和子“刃傷事件”の全真相について
刃傷事件の3日前岩本はFacebookとTwitterにこんな書き込みをしている。
黒く塗りつぶされた部分は事件の被害者男性の実名（Ａ）である。これらのＳＮＳは現在閉鎖されています。
岩本和子は胎児が写ったエコー写真も公開していた。
書き込みをした翌18日に岩本は仕事の衣装を取りに行くために東京駅から新幹線で大阪の自宅に向かった。
しかし急遽 熱海で下車したが、これについて本人はこう言っている。
岩本は堕胎手術を受けたことをＡ氏に隠していた。
Ａ氏は熱海に来ることを了承し岩本は待つことになった。時間があったので、2，3時間熱海の街を歩き時間をつぶしていた。
ふっとコンビニが目に入ったのだという。
お菓子を買おうと思ったんです。でも、気がついたらカッターナイフを買っていました。そのとき……子供の苦しそうな声が聞こえた気がしたんです
面会室でのインタビューだが、ここで岩本和子は声を詰まらせ涙を流し嗚咽した。
横の刑務官がポケットティッシュを手渡してくれ涙を拭いた。
記者が「大丈夫ですか」と話しかけると、岩本は「すいません」と落ち着きを取り戻した。
そして語り続ける。
相手が来たのは17時頃だったと思います。新幹線で熱海駅に着いたAさんから《着いた》とメッセージが来たので、電話をしたんです。
まず、新幹線のホームにいるという彼に、『駅の近くで落ち合いたい』と伝えたのですが、Aさんは『直接行くから病院の住所を教えてほしい』と言う。
それで言い合いになったのですが、らちが明かないと思い、私は切符を買って新幹線のホームまで行ったんです。
ホームに着くと、すぐに彼を見つけました。声を掛けたのですが、また口論になりました。何を話したかはよく覚えていません。
ただ、彼は口論の最中に通りかかった駅員に、『この女は頭がおかしい。どうにかしてください！』と言ったんです
その刹那、岩本は我を失ったという！！
A氏は岩本を振り払うように、1人で階段を下りていった。あとを追う岩本。
2人は自然と早足になった。事件直後に取材班が話を聞いた売店の女性店員は、「2人が誰かから追われているように見えた」と証言していた。
改札口まで追って来たところで、岩本はA氏をカッターナイフで切り付け、さらに逃げる男性を駅ビル内の商業施設の中を追いかけ回した。
だが、岩本は「そのときの記憶がないのです。後になって防犯カメラに写っていた映像を警察に見せられ、自分のしたことに呆然としました」と振り返った。
事件の１週間前の出来事？
事件の1週間ほど前、岩本がA氏の妻と直接向き合うという“修羅場”があったのだという。
3月に妊娠の事実を告げ、岩本が「どうするの？ 私は産みたい」と伝えると、A氏は当初、「産んでもいいよ」と答えていたという。
だが、態度は急速に冷たいものになっていったという。
「避けられるようにAさんと連絡が取れなくなったのです。でも、直接ちゃんと話をしたいと思って、彼の自宅の最寄り駅まで会いに行きました」
Ａ氏妻との直接対面
その日、岩本は都内某駅近くの路上で、A氏と話し合いを持ったという。すると、1人の女性が通りかかり、A氏の名前を呼び、声をかけた。
「私がその女性に『どちらさまですか。お友達ですか』と聞いたら、『いいえ、嫁ですけど！』とおっしゃいました。
すると、その瞬間、Aさんはその場から走って逃げ出したのです。
私は咄嗟に彼を追いかけましたが、お腹の子が心配で途中で諦めました。
あのときにAさんが見せた表情は、一生忘れられないと思います」
A氏を追いかけるのをやめ、立ち尽くす岩本に、A氏の妻が声をかけたという。
「奥さんは『何があったんですか』と怪訝な顔をしていました。結局、2人で近くのお店へ移動しました」
2人は近くのファミリーレストランで向かい合って座った。A氏の妻は「若くて、表参道にいるような最近風な感じ」だったという。
「私が妊娠していることを伝えると、奥さんから『私たちに何を要求する気ですか』『お姉さん、堕してくださいね』と言われました。
そう言われて、簡単に納得できる話ではありません。
後日、話し合いの場を持つことになり、連絡先を交換してその日は別れました」
だが、それから1週間、岩本がA氏の妻に何度電話をかけても、繋がることはなかったという。
私はただ、嘘をついていたことを謝ってほしかった！！
Aさんが熱海の改札から逃げ出したとき、（1週間前に）奥さんと私から逃げる直前に見せた顔が頭をよぎったんです。
それで追いかけてしまいました。
楽しく観光していた方々に怖い思いをさせてしまって、本当に申し訳なく思っています。
本当にAさんにケガをさせるつもりはありませんでした。今はAさんにケガをさせたことは反省していますし、謝罪します。今振り返ると、もっとほかの解決方法があったと思っています。でも、正直に『実は結婚している』と言ってくれたら、私も大人なので、考える余地はあったと思います。私はただ、嘘をついていたことを謝ってほしかった。こんな事をするはずじゃなかった……
ここを出たら何がしたいですか、記者が聞くと、岩本は
お母さんに抱き付いて、謝りたいです
と大粒の涙を流し始めた。そして、記者の目の前で号泣し、「ごめんなさい！」と泣き崩れた。
取材班では、こうした岩本の証言について、
A氏にも見解を求めようと試みたが、期日までにコンタクトを取ることができなかった。
以上 文春オンラインより引用
