JRA-156頭競走除外の詳細な経過と原因は?今後への影響は?
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JRA=日本中央競馬会が大変な事態になっております。

そこで問題の詳細と経過、それから禁止薬物について、また問題の
原因と今後の影響などについて考察しました。

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JRA競馬156頭が競走除外の経過とは?

15日、JRA(日本中央競馬会)は厩舎(きゅうしゃ)に販売納入された競走馬向けのサプリメントに禁止薬物の「テオブロミン」が含まれていたことを発表。

同時に当日15日(土)と16日(日)に開催される東京、阪神、函館のレースに出走予定だった競馬のうち当該薬物が納入された厩舎に所属する156頭を競争除外(出場停止)とし、

レース自体は実施されると発表。

禁止薬物の「テオブロミン」が販売納入された厩舎とは?

美浦 7厩舎

栗東 21厩舎

各競馬場の各レースの除外頭数、出走頭数は以下の通リ!

●東京競馬場
1R 除外なし
2R 1頭(14頭立て)
3R 3頭(12頭立て)
4R 1頭(13頭立て)
5R 1頭(15頭立て)
6R 除外なし
7R 1頭(15頭立て)
8R 1頭(15頭立て)
9R 1頭(9頭立て)
10R 2頭(10頭立て)
11R 除外なし
12R 2頭(14頭立て)

●阪神競馬場
1R 1頭(7頭立て)
2R 5頭(10頭立て)
3R 1頭(13頭立て)
4R 6頭(10頭立て)
5R 除外なし
6R 3頭(13頭立て)
7R 2頭(10頭立て)
8R 2頭(10頭立て)
9R 4頭(12頭立て)
10R 1頭(8頭立て)
11R 3頭(13頭立て)
12R 3頭(13頭立て)

●函館競馬場
1R 4頭(12頭立て)
2R 1頭(11頭立て)
3R 3頭(9頭立て)
4R 2頭(14頭立て)
5R 3頭(9頭立て)
6R 3頭(10頭立て)
7R 3頭(8頭立て)
8R 4頭(10頭立て)
9R 2頭(12頭立て)
10R 1頭(8頭立て)
11R 3頭(10頭立て)
12R 1頭(9頭立て)

競走除外となった競走馬の一覧 – JRA
http://www.jra.go.jp/news/201906/pdf/061504.pdf

なお、すでに馬番が付されている重賞の除外馬は以下の通り。
【ユニコーンS】
⑤サトノギャロス(牡3、栗東・西園厩舎)
⑨ロードグラディオ(牡3、栗東・西浦厩舎)

【函館スプリントS】
③シュウジ(牡6、栗東・須貝尚厩舎)
④ライトオンキュー(牡4、栗東・昆厩舎)
⑤リナーテ(牝5、栗東・須貝尚厩舎)
⑥ダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆厩舎)
⑧トウショウピスト(牡7、美浦・土田厩舎)
⑫タマモブリリアン(牝6、栗東・南井厩舎)

競馬にもドーピングがあるのか?

日本中央競馬協会競馬施行規程

今回JRAが152頭出走取消を決定したのは
競馬施行規程132条が根拠。

第2項「禁止薬物以外のものであっても、
出走予定馬について
馬の競走能力を一時的に高め、
又は減ずる目的をもって使用してはならない

第3項「禁止薬物の影響下にある馬を
出馬投票してはならない

馬のサプリメントとは?

馬のサプリメントとネットで検索すると、
競馬用の馬具、乗馬グッズの他添加飼料(サプリメント)ビタミン、ミネラル乳酸菌やビフィズス菌など馬体の健康維持などに使用されるものなど全般を扱うメーカーや販売会社が出ています。

ですので、馬のサプリメントとは馬の健康状態を維持するために使う飼料の他に人間と同じようにいわゆるサプリメントも使っているということですが、

人間のスポーツと同じように禁止薬物が定められているということです。

禁止薬物「テオブロミン」とは何?

テオブロミン(ドイツ語 Theobromin)は、

カカオの種子に含まれるアルカロイドの一種。
テオフィリンの異性体。

メチル化するとカフェインになる。
中枢神経興奮薬・利尿薬として用いられる。

「テオブロミン」という薬物は、興奮作用などがある物質で、JRA=日本中央競馬会は馬の競走能力を一時的に高めるとして、禁止薬物に指定しています。

テオブロミンは、カフェインと似た構造をしていて、無臭で、わずかに苦みがあり、カカオやココア製品に含まれています。

欧州食品安全機関によりますと、動物が一定量以上を摂取した場合の主な作用は、過剰な興奮や発汗のほか、呼吸や心拍数の増加などで、特に、馬はテオブロミンに対する感受性が高く、肝臓や甲状腺に影響を受けるということです。

このため、欧州食品安全機関は、テオブロミンを、動物のえさとして望ましくない物質としています。

過去には、2004年に東京の大井競馬で、馬のえさからテオブロミンが検出され、競馬の開催が中止されたほか、2001年には北海道のばんえい競馬で、入賞した馬から検出され、問題となりました。

NHK NEWS WEBより引用

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異常事態になった原因は?

原因についてJRA(日本中央競馬会)は横浜に本社のある
飼料メーカー「日本農産工業」が必要な薬物検査の結果が出

前に「えさに混ぜるサプリメント」を出荷したことが原因であると明らかにしました。

JRAの調査によると

サプリメントは製造するごとに競走馬理化学研究所の検査を受け、禁止薬物が検出されなかったことを確認してから出荷することになっていますが、

このメーカーは検査結果が出る前の去年12月から出荷していたということです

サプリメントは4つの販売会社を通じて28のきゅう舎に販売され、

14日、競走馬理化学研究所の検査で禁止薬物が検出されたため、これらのきゅう舎の競走馬あわせて156頭の出走が取り消しになりました。

今後のレースへの影響は?

JRAはサプリメントを購入したきゅう舎から、今月22日と23日のレースに出走を予定している競走馬については、

15日と16日で血液検査を行い、禁止薬物が検出されなければ出走できるとしています。

JRAの庄村之伸裁決委員は

「製造するごとに検査するという規則が守られていれば起こりえないことなので、業者に対する啓発を厳しくしていきたい」

と話しています。

まとめ・感想!

まあ大変な事態ではありますが、八百長などと違って今回の件は競馬場・厩舎・調教師・騎手などに全く落ち度がありませんよね。

飼料メーカー「日本農産工業」の責任は重大ですが、直接の競馬関係者のミスではないので、人気にも影響は出ないと思いますので

その点は状況がわかってファンのみなさんもホットするのではないでしょうか。

今後は関係する業者にも目を光らせる必要がありそうですね。

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