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茨城県かすみがうら市のアパートで昨年の7月モルタル漬けにされ固められた遺体(会社員 氏家昇さん 当時33歳)が見つかった事件で

7月2日に開かれた論告求刑で検察側が懲役25年を求刑した。

目次

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7月2日に開かれた公判の内容とは?

この後被害者の兄が証言台に立ち殺人などの罪に問われた妻の美穂被告(45)への「極刑」を求めました。

兄「どうかマイコを死刑にしてください」

兄は美穂被告の名前ではなく被害者の昇さんと知り合ったころに
美穂被告が名乗っていた偽名である「マイコ」という名前で語りました。
傍聴席からみていても「お兄さんの手が震えていた」のがわかったそうです。

兄はさらに美穂被告が公判で「昇さんに脅された。こわかった」と主張したことを念頭に

「法廷で新たに昇の悪口を言い出した。結局、自分のためにしか動いていない」と思いを語った。

「口先だけの謝罪を聞き、怒りを飛び越しむなしくなった」とも訴えた。

一方の弁護側は美穂被告が3人の子供の子育てと昇さんの酒癖の悪さによるストレスが相当なもので精神的に追い詰められていたとして、
「夫にもある程度の責任はある」と指摘し、情状酌量を求めた。

この事件の公判を通して事件の真相がわかってきました。

美穂被告はなぜ夫である氏家昇さんを殺したのか?

検察側の主張によると「美穂被告が浪費や借金を繰り返し、夫の昇さんから金を返すように迫られ殺害に至った」と指摘しています。

また美穂被告の友人の証言によると

(美穂被告は)年齢を10歳ぐらいサバを読んで昇さんに伝えていた、結局はバレたみたいなんですけれど

と証言。

美穂被告は「それでも夫は受け入れてくれた」と言っていたそうであるが本当かどうかわからない。

殺害時の信じられない!驚きの事実とは?

検察側は論告で「計画的で、強い殺意を持って犯行に及んだ」と指摘。

「娘を巻き込んだり、離婚を装い児童扶養手当をだまし取ろうとしたりするなど悪質だ」と強調しました。

娘を巻き込んだ!! どういうことでしょうか?

美穂被告が当時11歳だった娘に殺人のそして死体遺棄の手伝いをさせたことが明らかになりました。

殺害に関しては「酒に酔った昇さんを階段から突き落とすよう娘に指示した」と指摘されています。

美穂被告は「「冗談でやったと思う」とやったことは認めています。

その後美穂被告はスマートフォンの充電ケーブルで昇さんの首を絞めて殺害し、遺体を袋に入れてモルタルを流し込み、クローゼット内に遺棄したとしています。

娘に手伝わせる際には「ママと離れたくなかったらパパを殺すしかないわね」と迫ったようである。

恐ろしい事です。

モルタル詰めという方法はインターネットで「バレずに殺せる方法」と検索して知ったようです。

事件発覚にいたる経過とは?


出典:https://www.fnn.jp

2018年3月9日に美穂被告が警察に「夫が行方不明になった」届け出ています。

そして市役所へは夫と連絡が取れなくなったと述べ離婚届けを提出している。(もちろん偽造したもの)

夫が行方不明の届けを警察に出している訳ですから、警察でも何らかの捜査が行われますよね。

普通、配偶者が失踪して連絡がとれないとなって心配してる時に
離婚届なんて出しますか?

当然、警察も「おかしい?」となりますよね。

そして2018年7月に警察の捜査が入りました。

捜査員が美穂被告に「夫はどこだ?」と問い詰めると
美穂被告はクローゼットを指さし「ここにいる」と言った
というのである。


出典:https://www.fnn.jp

クローゼットの中を捜査員が確認すると大きな袋消臭剤があった。


出典:https://www.fnn.jp

いうまでもなくモルタルで固められた中に入っていたのは夫の昇さんです。


出典:https://www.fnn.jp

弁護側が事件によってバラバラになった家族についても言及すると美穂被告は傍聴席から見えるほどの大粒の涙を流していたそうです。

判決は7月の5日に言い渡されることになっています。

感想

なんとも痛ましい事件ですよね。

一番、心配になるのは殺人を手伝わされた娘さんです。

今後、自分の実の父を殺したという心の闇をもったまま、
果たして幸せに暮らせるでしょうか?

なんとか幸福をつかんで立ち直ってくれることを願うのみです。

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