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吸うカフェイン

日本たばこ産業(JT)グループのBREATHER(ブリーザー、東京)がカフェインを蒸気にして吸う電子機器「ston(ストン)」の発売を発表しました。

電子たばこの死亡例もあり体へ影響が物議をかもしたばかりだけに健康面への影響が気になりますよね。

そして吸わない周りの人への影響も気になります。

新商品ということで詳しい情報がまだないかもしれませんが
調べてみようと思います。

目次

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吸うカフェイン ston(ストン)とは?

説明によると「カフェインを蒸気にして吸う電子機器」です。
外観は次のようなものです。

ston2 画像

たまごのような形をしていますね。
上のほうをぽこっと取って開くようになってるようです▼

ston3 画像

集中力を高める効果があるという事で仕事の休息時間などに、
眠気覚ましや気分転換に使うことができるとしています。

発売元のBREATHER株式会社(ブリーザー)のHPには次のようなコンセプトが謳われていました。

本製品は働くビジネスパーソンの「ひと休み」の質を高めることをコンセプトに開発したものです。

もうひと踏ん張りしたいときには、爽やかなミントフレーバーでカフェイン含有の「POWER」と、

気分を落ち着かせたいときには、心安らぐココナッツフレーバーでGABA含有の「CALM」の2種類の専用カートリッジを、

気分やシチュエーションに応じてお楽しみいただけます。

製品概要
1)製品名称:「ston」(ストン)

2)希望小売価格:
① ブリージングデバイス「ston」:6,000円(税別)
② BREATHER専用カートリッジ(「POWER」 / 「CALM」):1,800円     (税別)
※ 3個包装、1カートリッジ当たり約250回*の吸引が可能
*吸引回数は吸い方により異なります3)製品イメージとカラーバリエー
ション(4色)

ston 画像

製品仕様
サイズ 約50mm×20mm×65mm   重量  50g
バッテリー容量 約0.66wh
消費電力 約5W   動作電圧 約3.7V
バッテリー形状 内蔵リチウムイオン充電池

ston(ストン)について、わかりやすくまとめると!

  • 電子タバコと同じように筒状のカートリッジに入ったカフェイン入りの液体を熱で気化させ、その蒸気を吸うという仕組みになっている
  • 1本で約250回吸えるカートリッジ(3本入り1980円)は、カフェイン入りと、アミノ酸の一種でリラックス効果があるとされるGABA(ギャバ)入りの2種類。
  • コーヒーやエナジードリンクに比べて、蒸気で摂取すると短時間で効果が得られるのが特徴。
  • 加熱式たばこと異なり、たばこ葉は使っておらず、ニコチンやタールといった有害物質は含まれていない。
  • カートリッジ3個で約1カ月分の使用量に相当する。
  • カフェインを大量に摂取すると、不眠やめまいなどの副作用を引き起こす恐れがあるため、ブリーザーは20歳以上の利用を推奨する。

ston(ストン)を実際に吸っている様子を動画でみると!

CMですから、きもちよさそうですね。

すっきりした感を強調しています。

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吸うカフェイン?の安全性は!?

やはり電子タバコの例がありますので健康面、安全面がきになりますよね。

早稲田大学准教授の西多昌規氏はこうコメントしています。

一時的な睡眠不足による眠気には効きますが、カフェインの過剰な使用は死亡例もあることを知っておくべきです。

睡眠時無呼吸症候群やADHD(注意欠如多動症)に伴う過眠など、治療すべき眠気に対して、その場しのぎの使用にならないようにする注意も必要です。

カフェインというとコーヒーですが、口で液体として摂取するんですね。

ston(ストン)は気体ですから、肺からの吸収することになると思いますね。

液体や固体は言うまでもなく口から取って→胃→小腸→大腸と順に吸収してゆきますが、肺の吸収となると100%ほぼ肺で吸収すると聞いたことがあるんですね。

経口摂取したカフェインは、ほぼ100%吸収されます

一般的な中毒量は1000~3000mg、致死量は5000~5万mgです。血中濃度では、中毒濃度が25μg/kg以上、致死濃度が80-100μg/kg以上とされています。

コンビニのコーヒーMサイズであれば1日10~30杯で成人の中毒量、50~500杯で致死量に相当する計算ですから、コーヒーの摂取のみであれば、普通は中毒も死亡もしません。

引用:研修最前線 自治医科大学附属さいたま医療センター「総合回診」 Vol.31_2

もし使用するにしても慎重に注意深くある必要がありそうですね。

しかい若い人たち、例えば受験生が必死になっている時などに眠気と
戦うために効くと知ったら即手をだしそう
ですね。

一生懸命に突っ走ってる年代ですから事故が起きなければと心配になります。

副流煙での吸わない周りの妊婦などへの影響は?

妊婦さん 画像

電子タバコも副流煙がほとんど発生しない、ということで注目されましやが、ニコチンの大量摂取につながり、かなりの数の死亡者が出たということでアメリカでも販売禁止になりました。

上の「わかりやすくまとめ」のところに書いてますように、

ニコチンやタールといった有害物質は含まれていない

タバコではないのでニコチンやタールは確かに含まれてないでしょう。

ですので次のようなコメントも出てます。

副流煙に関しては、口に加えて吸っており肺で吸収されることやカフェインの吸収率の高さを考えれば、周りの人に対するリスクは低いのかなと考えています。

またタバコとは異なり、火をつけて燃やしているわけではなく、低温加熱で蒸気を発生させているので、周りへの影響の可能性は低いのではないでしょうか。

ですけど良く考えて見てください。刺激が強いから眠気などに効果が高いわけですよね。

その強い刺激を大量に吸い込んでしまった場合、影響がないと言えるでしょうか?

世間の反応は!

ツイッター

カフェイン含有量や血中濃度推移が公開されてないようでは吸っても大丈夫なものかどうかとても判断できません

ツイッター

蒸気を発するベイプなど一部地域では禁止されている、大麻とは真逆なのだが日本ではこの手の販売はものすごい勢いで、モルモット、日本は研究土壌になっている。

ツイッター

大麻などの麻薬うんぬんがダメで吸うカフェインがOKなのに違和感を感じる。
たしかに中毒性や依存性においてカフェインの方が低いのは理解しているが興奮作用があったり実際にカフェイン中毒で亡くなっている方もいる。
いままでは飲み物に含まれていたりワンクッションあったけど、直接吸うのには違和感を覚える

まとめ

吸うカフェインの新商品が発売されましたので、注目してみました。

結局のところ個人責任ですから、注意深くありたいですね。

なんの害もなければ、それが一番いいのですが、そう願いたいものです。

少しでも参考になれば幸いです。

最後まで見ていただき感謝です。

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