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今年6月中旬の午前10時過ぎに自宅周辺を散歩した帰りの田村正和さんに某雑誌記者が近づき声をかけた。

その一問一答を以下に記します。

目次

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田村正和さんが語った今、現在の最新の心境とは?

記者「田村さん今どのように毎日過ごされていますか?」

田村さん「のんびりしているよ(笑)。たまに天気の良い日は、気が向いたらこうやって歩いてみたりね」

突然の声掛けにも嫌な顔をせず語ってくれたそうです。
そして、奥さん(和江さん)について尋ねると微笑んで

「カミさんは、俺より元気。心配ないよ(笑)。夕方になったらカミさんと2人で食事して、ニュース番組やテレビを見て、そして寝る。健康的な毎日ですよ」

田村正和さんの現在の病気の状況について

ご自身の体調について尋ねると

「う~ん、それは普通かな。前に心臓を悪くして、手術もしたからね。だから無理はできないんです。生きるうえで、体はいくつになっても大切だからね」

2年前に心臓が悪いという情報があって尋ねられたときには「手術はしていない」と語った田村さんだが、その後手術したようである。

田村正和さんの知人によると
「10年以上前から田村さんは、心臓に病を抱えていました。冠動脈性心疾患という、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり、ふさがってしまう病気です。

発病してからは、奥さんに心配をかけまいと大好きだったたばこもやめたそうです」

田村正和の役者としてのプライドが!

さらに田村正和さんの知人はこう続けています。
「田村さんは、昨年の『眠狂四郎 The Final』を最後の出演作と決めていました。

40年以上にわたって演じてきたシリーズだけに、並々ならぬ熱意で撮影に臨んでいたといいます。

病いと闘いながらの撮影でしたが、かたくなに手術を拒んだと聞いています。完璧主義者で知られる田村さんは『俳優をやっている間は体にメスを入れたくない!』とかねて考えていたようです。

撮影が終わったことで、ようやく手術を決断することができたのだと思います。

また、ずっと心配してくれた奥さんを安心させたいという思いもあったのでしょうね」

田村流の死生観を語る

田村正和さんは自身の墓をすでに購入していて自身の今後の準備を済ませています。

そんな田村さんに自身の老後について記者が尋ねてみると田村流の死生観を明かしてくれたようです。

「僕はもう、やり切ったから『静かに死にたい』っていう感じかな」

静かに死にたい!!

いろいろな思いを想像させる 何と重いことばでしょうか!

時代劇 現代劇にかかわらず日本のドラマ界の大きな存在であり大きな足跡を
作品ととともに残した田村正和の役者としての姿はもう見れないのでしょうか?

復活を願うかのような記者のことばに田村さんは不敵な笑みを浮かべて

「映画もテレビもやったし、舞台もやった。昭和から始まって、平成まで。もう十分じゃないかな。令和はまだだけれどね。フフフ」

最後のことばに「どきっ」としますね。

記者はやりとりを終えた後、こう語りました。

「表舞台から離れ、今は夫婦2人きりの、穏やかな暮らしを楽しんでいる田村。だが、その姿からは今も変わらぬ大スターのオーラがあふれていた――。」

まとめ・感想

数々の大ヒットでテレビ画面に人々を釘付けにした名優

田村正和さんの現在の状況を知ることができました。

老いたとはいえ さすが田村正和さんですねえ~
という感じです。

ファンとしては少しさびしい気持ちもあります。

やはり、できればまた見てみたい!

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