2019年、今年最強の台風19号「ハギビス(Hagibis)」が
西日本、東日本など大都市圏直撃の可能性が大きい状況で
日本列島へ接近しつつあります。
しかも予想では3連休に直撃でさまざまなイベントや大会、祭りなどが目白押しですが、今回の台風は非常に危険だと専門家は警鐘を鳴らしています。
そこで、できる対策は何でも行って自宅や家族を守る備えが必要とされています。
それで今回は頻繁化してる台風に普段から備える、
本格的な備えから、急遽できる事まで対策をまとめてみました。
目次
台風への対策その1:暴風対策!
暴風の人に与える人的被害と対策
屋外で飛来してきた物に当たってケガをしたり死亡する事故が起きています。
また屋根などの修理を行っていて強風にあおられたり滑ったりして転落死するという事故も多く発生しています。
特に高齢者の事故が多いので強風や雨が止んでない時点で外出するのを控えるようにしましょう。死亡しなくてもケガや大けがをした人の数が急増しているのです。
強風・暴風時に外出しなくてよい準備を!
物に当たったり、転落したりといった事故につながる暴風や強風は普通、突然に吹くということはありません。
熱帯手気圧や台風などに伴って吹き荒れますね。この場合、必ず事前に、
「強風注意報」や「暴風警報」が出ますので、こうした情報が出たなら外出を控えれば被害に遭う事はありません。
ですから田畑が気になるとか?屋根が気になる?
等で出たくなったりして被害に遭ってますので、
「強風注意報」や「暴風警報」が出たら外へは出ない!!
と決めておくことです。(これが重要です)
しかし若い世代では、やむなく通勤・通学で外出せざるを得ない場合でも、できるだけ屋外にいる時間を減らせるよう、
移動手段を検討すると被害に遭う確率を減らすことが可能です。
強風が止んだ(風が弱まった)からといってすぐに復旧作業をしてはいけない!
台風の場合、ご存じのように台風の目に入ると風が弱まります。あわてて修理などしようとすると再度暴風が吹いたり、
台風が通過した後も数時間たってから「吹き返し」による本体よりも強い風がふいたりしますので、
「暴風警報」などが完全に解除されるまで高所での作業とか不安定な姿勢などが求められる作業や外出はひかえなければなりません。
暴風・強風による住宅や物に対する被害と対策!
屋外にある物は室内にいれるか、しっかり固定する
強いかぜが吹くと当然ですが屋外にある物は吹き飛ばされてしまいます。
植木鉢やガーデニング、プランターゴミ箱、傘立て、物干しざお他ですね。
子供のオモチャや自転車あるいは屋外においてるペットなども室内に入れましょう。
大型で室内に入れられない物は重しやロープで固定するなどの対応がひつようです。
最近、よくある例として屋外を片付けず、自分の庭の物が飛来し近所の家の車や窓ガラスなどを破損し損害賠償を請求されるといったケースも生じていますので怠ることはできませんね。
想定外のケースたとえば自宅の屋根が吹き飛ばされてご近所に迷惑をかけたといった場合は、
仮に裁判になったとしても不可抗力とみなされる場合がほとんどですが、想定できるのに備えていない場合は賠償しなければならないので注意がひつようです。
住宅や建造物の屋根に対する強風被害と対策
台風などの直前に屋根対策を初めても間に合いませんので、平時からの対応が必要になります。
平時の対策は今後まとめます。
住宅など建物の窓やドアに対する強風被害と対策!
窓ガラスは強風だけでは簡単には割れませんが、何かの物が飛来してきて当たると簡単に割れてしまいますね。
窓ガラスの強風対策として本格的な長期対応としては「雨戸もしくはシャッター」を取り付けるのが一番ですね。
さらに地震対策をかねて飛散防止フイルムを貼っておくと破れてしまわない効果がきたいできます。
台風直前で時間がない場合の緊急対策としては窓ガラスよりも少し大きめの段ボールを貼りつけておくと少々の飛来物でも破損から守れるかもしれません。
もちろん、これは飛んでくる飛来物の硬さやスピードによっては効果なしかもしれませんが緊急時に何もしないよりはましです。
そして窓ガラスが破損してしまう場合に備えて室内のカーテンやブラインドは閉めておいて割れたガラスで家族がケガなどしないよう備えておきましょう。
暴風・強風に襲われている時にとるべき行動!
- 風が吹き荒れている時には雨戸やシャッター、カーテンなどを閉めた上でできるだけ窓ガラスから離れた場所にいる、寝る。
- 停電に備えて身近にライト、靴下、靴、などを用意。
- 窓ガラス破損に備えてガラスが飛び散らないように養生テープ(粘着力が弱くて跡が残らない幅の広いテープ=自宅になければ購入しておきましょう)を貼っておきましょう。 もしくは飛散防止フィルムが貼れればより効果的です。
- 万一暴風で窓ガラスが破損して室内に強風がふきこんできてしまった場合、建物によっては吹き込んだ風が屋根を押し上げて屋根を吹き飛ばしてしまう危険があります。この場合は破壊された窓の反対側の窓を全開し風を通リ抜けさせた方が良い場合もあります。状況に応じた判断がもとめられます。そして家族は破壊されてない部屋に入ってやり過ごすようにしましょう。
台風への対策その2:停電対策!
強風による停電と対策!
台風15号のよる千葉県の大停電の惨事は記憶に新しいところです。強風で倒れた樹木が電線を切断したり電線搭自体が強風で倒壊したケースもありました。
今度の19号は15号以上の勢力と言われていますので直撃した場合の被害が今から懸念されています。
個人の家としての停電への備えを出来るものは全て行いましょう。
明かり
停電時の夜や周り一体「まっくろ」といった状態での移動などに備えて明かりがどうしても必要です。
次の物を可能な限り用意しておきましょう。
例えばランタンですが停電時ですので充電ですね、手動でとかソーラーなどがいいですね。
以下は連続点灯が48時間できて、充電は手回し、ソーラー、車の
シガーソケット、乾電池、USBケーブルと5種類の充電が可能!
DABADA(ダバダ)LEDランタン63灯
あす楽 DABADA(ダバダ):LEDランタン クリア led-lantan-63
普段から段差のある場所とかトイレまでの階段や廊下などに
蛍光テープを貼っておくのも有効です。
停電時に子供さんやお年寄りの転倒を防止してくれます。
台風への対策その3:断水対策!
次に不可欠なものが「水」ですね。
飲料水は1日当たり3L必要だと書かれていました。
ですので人数×3日分ぐらいは最低用意しておきたいですね。
2人なら18L 4人暮らしなら 36リットルが必要になります。
普通の地域なら3日以内には避難所などに水が届きます。
もし山奥とか遠くなどの方は多めに準備しましょう。
水をペットボトルで用意する際にはボトルの大きさも考慮してください。例えば大きな2Lボトルなどは便利なようでいざ避難所などに移動などの際、重くて難渋したりしますので、500mlとか1Lとか幾種類かに分けて準備しておいたほうがいいですね。
そして持ち運び用のボトルをカバンなどに何本か入れておくことができます。
さらに洗濯用やトイレに流す水などのためにお風呂に水を一杯貯めておくことをおすすめします。
台風への対策その4:連絡手段・情報対策!
停電時に最も欲しくなるのは正確な情報ですね。
スマホやラジオあるいはノートPCなどになりますので十分に充電しておきましょう。
携帯用の充電器なども用意しておきたいですね。
ラジオ
ラジオは電池式が多いので自宅にあればそれを使えます。
停電が長引いた場合ですが、手動の手回し充電ができるラジオが有効ですね。
手回し、ソーラーなどの充電可能なラジオを1台用意しておきたいですね。
スマホ・ノートPC
ネットが接続できれば情報の収集もできますし連絡手段にもなります。過去にも音声の通話が不通でもEメールなどで通信できたなどの実例があります。
台風への対策その5:食料対策!
電気やガス・水道などのライフラインがストップした場合に備えて普段から保存の効く
食料品を備蓄して起きましょう。
特別なものではなく、普段利用してる食品がいいですね。
3日分の食料として、ご飯、カップ麺、缶詰、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、停電で冷蔵庫が使えない場合がありますので、生ものではなくてレトルト食品などがいいですね。
大きな災害で長引くなあ~と感じる場合は1週間分を備えることをおススメします。
台風が接近してからスーパーなどに食料品を買いだめに行こうとするのはいけません。
欲しい物が売り切れてしまうからです。
是非、早めに用意しておきみしょう。
台風の時にスーパーで無くなってしまう食料品とは?
以下のものは台風前、すぐに売り切れる商品です。
水
カップラーメン
パン
レンチンご飯
お菓子
台風への対策その6:浸水対策!
最近は以前には経験したことがないような大雨がそれこそ「バケツの水」をひっくり返したような降り方で降ることが多くなっていますので、
家の外の道路などが膝上まで水であふれるといった光景がよくみられます。
そうすると当然水が家の中に浸水してくる危険があるわけですね。
そして、さらに屋外で水があふれてなくても大雨が降ると、例えば
風呂場やトイレ洗濯機の排水溝などから下水が噴出してくるといった事例が多くみられるようになっています。これは下水管の水位が上昇して逆流するためです。
浸水対策と言うとすぐに思い付くのが「土のう」ですが土のうを準備するまえに「土のう」より簡単に短時間で造れるものを先に用意しましょう。
それから土のうも可能な範囲で準備できるといいですね。
何を用いるかというと「水のう」です。
屋内の対策としては「水のう」を用いることができます。
45L程度のビニール袋を2重にして半分程度まで水を入れてから空気を抜いて中袋の口を強く締めます。そして外袋のほうはヒモできつく縛ります。
これで排水口やトイレをふさいでおくことで逆流を防ぐことができます。
「水のう」を段ボールに入れて玄関などに置いとくと土嚢の代わりにもなりますよ。
床下浸水が起きるとキッチンなどの床下収納などから水があふれることがあります。重いもので蓋をふさぐことで浸水を軽減できるかもしれません。
想像を超える雨が降るとどんな事が起きるかわかりません。
どこから水が入ってくるかわかりません。
そうした場合の備えとしては「防水シート」を用意しておくことを
お勧めします。
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こうした万一の場合に備えて重要な書類とか貴重品、数日分の着る物などを高い場所へ移しておきましょう。
台風への対策その7:薬
災害時には停電等で医療機関に行ってもなかなか診察してもらえないことがありますね。
軽いケガなどは自分で何とかできるよう応急処置用の医薬品をひとそろえ準備しておくことをお勧めします。
毎日薬を飲む必要のある持病などが有る方は防災用のリュックカバンに大事な薬を忘れないように入れておきましょう。
普段から電源が必要な医療機器を使っている方は停電だからといって使えないとなると命の問題になりますので、これは是非「ポータブル電源」を準備しておくようにしましょう。
ポータブル電源はサイズが小さくて長時間使用が可能なので有ると介護用だけでなく
いろんな場面で活躍してくれます。
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